フードロス削減に向けて、当金庫は株式会社クラダシさまと包括的連携協定を締結いたしました。
主に飲食・小売り事業者のお客さまを対象に、フードロスに関わる課題の解決に協力して取り組んで参ります。
株式会社クラダシさまに対して、学校法人食糧学院 東京栄養食糧専門学校さまに取材をしていただきました。
こんにちは。東京栄養食糧専門学校の山本と小椋です。
今回、世界の社会課題としても挙げられる”フードロス問題”を解決すべく事業を展開しています
株式会社クラダシの関藤社長にオンラインでフードロス削減 についてインタビュー致しました。
食に興味がある私達にとって、とても為になるお話を頂けましたのでお伝え致します!
関藤社長が私たちの質問に優しく答えて下さいました!
Q.まず始めに、なぜフードロスに着目した会社を始めたのか、その経緯や思いを教えてください。
A. 2つの原体験があります。
1つ目は私自身が 阪神淡路大震災で被災したことです。
その際に、「社会の為に生きる」「社会の役に立つ」とはどういうことなのかと考えるようになりました。
2つ目は、大学卒業後、商社に勤め98年~2000年にかけ中国に駐在していた時の経験です。
当時、中国が「世界の工場」と呼ばれ始めた頃で、世界中からの注文に応え中国製の製品が大量に作られていたのですが、規格外の食品がコンテナ単位で大量に廃棄されていたのです。
その現状を目の当たりにし、これはいずれ大きな環境問題に発展していくだろうと感じました 。
Q.多くの人にフード ロスについて興味をもってもらう為に、クラダシ様はどんな取り組みをしていますか?
A.社会貢献型ショッピングサイト「KURADASHI」を利用することで、消費者は商品をお得に購入でき、
同時に、様々な活動を行う社会貢献団体等に寄付することができる仕組みになっています。
楽しみながら、無理のない社会貢献に参加できます!
▽本社の様子
Q.将来栄養士を目指している私は、学校や病院、高齢者施設などの大量調理施設でフードロスを削減していきたいと考えていますが、まず、家庭でフードロス削減に取り組めることはありますか?
A.冷蔵庫の片隅に古い食材をみつけて、「あれ!もう食べられない!」という経験を誰しもが
持っているかと思いますが、家庭で食材の保存方法を考えなおしたり、野菜の扱い方を工夫したり、
なによりも楽しみながら取り組むことが大切です。
楽しみながら食材を購入し、保存方法を考えて、最後まで食材を無駄にすることなく食べきることで
家庭でのフードロス削減に貢献できるのですね!
これから栄養士として現場で働きますが、
食の専門家として、フードロスに関する現状を認識するとともに、食育等の活動を通して
食べ物を大切にする気持ちや食べ物を無駄にしないための方法、工夫を広く伝えていけたらと思いました!
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