こんにちは。
東京栄養食糧専門学校の山本です。
今日は、鯨肉を販売しているお店「らじっく」を伺いました。
西東京にある秋川駅から徒歩15分の場所にお店はあります。
お店の前には、鯨の顔出しパネルがあり、「くじら専門店」と大きく描かれた手書きの暖簾が目を引きます!
メニューは鯨の刺身・ステーキ・唐揚げなど。
店内で食べることもできるし、お弁当も販売しています。
今日私は初めて鯨を食べます。
オーナーお勧めのニタリ鯨のお刺身と唐揚げでいただくことにしました!
見てください!!
これが、鯨肉のお刺身です。
左は赤身肉、右は中トロのような感じのお肉です。
まずは、赤身からいただきます。
初の鯨...どんな味がするのかドキドキします。
赤身にすりおろし生姜と醤油をつけて、パクリ。。。
歯ごたえは、魚と生肉の中間のような弾力があります。
次に、中トロ肉をパクリ。。。
写真からわかるように、サシ(脂)が入っているので赤身よりもやわらかくて、味はまろやか。脂はさっぱりしているので口の中でスッと溶けて、今まで食べたことのないお刺身で、とっても美味です!
今回いただいたのは、鯨感が強いニタリ鯨。
イワシ鯨のお刺身もあり、こっちはもう少しやらわかく鯨への抵抗感が少なく食べられるそうです。種類によって味が違うし様々な調理法で食べることができる鯨肉。
可能性は無限大です!
食べながらふと思ったことが、、、
そういえば捕鯨は禁止されていたのでは??
板花さんにお話しを伺ってみると、日本は2018年に国際捕鯨委員会IWCを脱退したそうです。
生態系のトップを位置する鯨が増え過ぎると、ピラミッドの底辺を位置する魚やイカが食べられてしまい、漁業に大きな影響が出てしまいます。
鯨をある程度捕鯨して生態系を調整することが必要なんだそうです。
板花さんが熱く推す鯨肉。
その魅力に取りつかれたのは、味のおいしさだったと話してくれました。
自分が食べて美味しかったものを世の人に知ってもらいたいという熱意で過酷な捕鯨船に3年乗り、その後に鯨肉専門店をオープンさせてしまったという。
板花さんが鯨をお勧めするのは味だけではありません!
鯨の脂質は、青魚のオメガ3で有名なDHA・EPAを多く含みます。
さらに、DPA・EPAも多く含んでおり、私たちの血液をサラサラにしてくれます。
まだあります!
鯨肉は休まずに何千キロも泳ぎ続けることができます。
その秘密は・・・バレニン!
バレニンは、乳酸を分解して疲労を回復する効果があります。
疲れを感じやすい現代人にはぴったりの栄養素ですね!
板花さまは、鯨肉を全く食べたことない若い人たちに鯨肉を食べてほしいと語ります。
「鯨=海の生き物」ではなくて、「鯨=食べ物」。
もっと身近に、気軽に鯨肉を食べてほしい。
それが、板花さまが鯨肉を売る思いです。
今回「らじっく」さまを取材して、私も鯨肉にハマってしまいました。。。
オーナーの板花さま、今日はあたたかく迎えてくださり、また、お話しを聞かせてくださり、本当にありがとうございました。
食の物産展「物産・逸品Webモール」では、
産学連携の一環として学生の皆さんや西武信用金庫職員が出展者のお店をめぐり、その魅力をレポートします。
プレゼントにぴったりなお取り寄せスイーツやお酒のおつまみ等、おうちで楽しめるグルメが盛りだくさん。
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